夫婦って距離が近いからこそ、うまくいかないときもありませんか?
私も、自分の働き方や夫との家事の分担についてモヤモヤしている時期がありました。
「ママである人生を謳歌すること」と「夫婦関係」この2つは、切っても切れない問題だと思っています。
子供にイライラする、孤独を感じる…その原因の奥深くを探っていくと、パートナーへの不満に行き着く人が多いように感じるからです。
そこで今回は夫婦がうまくいくためのコツを3つご紹介します。
どれも私の体験から生まれたものです。
ちなみに私はまだ結婚して10年の若輩者です。
でもこれから何十年と続く(予定の)結婚生活、この3つを意識するとしないとでは大きく違うはずと思っていることです。
よかったら参考にしてくださいね。
夫婦がうまくいく方法1.話し合う
月並みですが、やはり「話し合う」ことはとても大事。
私は夫と、なるべく話し合うようにしています。
話すことで、お互いの不満を解消できるようにしているつもりです。
夫婦だから阿吽の呼吸でなんでもわかりあえる、は幻想です
男性は自由でいいよねと思っていた
実は私、「男性って自由でいいよね」と思っていたことがあります。
飲み会も趣味も、ママに比べてなんとフットワークの軽いことか。
それが当たり前に決行されるものとして報告されることも多くありませんか?
子どもがいたら、なかなか自分の用事で外に行けなくて……。
快く送り出したい気持ちと、なぜ私ばかりが我慢するのかという憤り。
両極端な感情の間で揺れ動きながら子供の世話をするのは、非常にストレスです。
でも、ここでママの思うように気遣い行動できるパパがどのくらいいるでしょうか。
「なに怒ってんの?」という地雷を踏んで出かけていくのが関の山。
伝わらないのです。何が不満で、何に怒っているのか。どうしてほしいのか。
話さなければわからないし、モヤモヤして終わりなのです。
今でも同じケンカは繰り返しますが、それでも出会った当初よりは「伝える」ことを心がけるようになり、不満が一方通行ではなくなりました。
自分の大変さばかりを感じていた
こんなこともありました。
育休中、自分の働き方について迷っていた時期がありました。
フルタイムで復帰するか、時短で復帰するか、別の仕事を考えるか……。
私の仕事はシフト制で土日なく出勤する可能性があったので、子どもたちのことを考えると悩んでしまいました。
夫に相談した時、彼がつぶやいた言葉にハッとしました。
「仕事を辞めたり変えたりする選択肢はないと思って生きてきたし、そうできる人がうらやましい」
そうです。
「夫が今のまま仕事を頑張り続けること」を前提に、自分の働き方を考えていたと気づいたのです。
多くの男性は働き方を緩めたり、仕事をやめたりすることは簡単に選択できません。
彼らは彼らなりに大黒柱のプレッシャーを感じているはず。
夫は自分についてゆっくり考えることもできないまま、走り続けてくれているんだなと気づきました。
「自分の大変さをわかってくれ」「この頑張りを認めてくれ」と思っていたけれど、それはお互い様なのではないかと思うのです。
そして、思っているだけでは伝わらないし、話してみないと相手の考えなどわからない。
当たり前のことなのですが、それが夫婦になると蔑ろになってしまいがちなんですよね。
お互いの気持ちを話し合うことで、たくさんの気づきがありました。
夫婦がうまくいく方法2.お礼を言う
相手にお礼の気持ちを伝えることも、大切にしています。
私が相手にまずお礼を伝えよう、と思ったきっかけを紹介します。
家事について口を出されてモヤモヤ
うちの夫は、かなり家事ができる人です。
我が家では、
「家事は、できる人ができるときにやる」
というルールにしていますが、夫のほうが先に足りない家事に気づき、率先してやってくれることが多いです。
私も家事や育児を一生懸命やっていますが、夫よりも「気づくセンサー」が低いようで……。
ちょっとの汚れなんかは、気づきにくかったりします。
たまに夫からは
「もっとこうした方が良いんじゃない?」
と言われることも……。
夫の言っていることは正しいのですが、頑張りを認めてもらえず指摘だけされると
私だって一生懸命やってるのに……。
とモヤモヤしてしまうんですよね。
自分のやり方と違っても、まずありがとうを伝える
私はがんばりを認めてほしいと思ったからこそ、夫がやってくれたことに対して「ありがとう」とお礼を言うようにしています。
ちょっとそれ違うんじゃない?と思ったとしても絶対に指摘しないと決めています。
自分がされたら嫌だから。
お互いの行動に感謝をして、相手を否定しないことが大切だと思っています。
ちなみに我が家は夫の方が家事の負担大きいです。
でも、文句を言われることはありません。
正論は言いますが、文句は言わないんですよね。
以前、
本当は文句があっても我慢しているんじゃない?
と聞いたことがあります。
夫は、
「自分のやりたいルールがあるから気がついたときにやっているだけ。
あいに対して文句はないよ。」
と言ってくれました。
ストレスが溜まっているわけではないことに安心しました。
夫婦がうまくいく方法3.目を見て話す
相手の目を見て話すことも大切だと感じています。
以前の私は夫の話を聞いてはいるつもりでしたが、相手の変化に気づけませんでした。
夫の目を見て話すことは、私の今の目標です。
夫がどんな表情で話していたか思い出せなかった
「目を見て話す」ことを意識しだしたのは、夫が話しているときの表情を思い出せないことがあったからです。
普段の夫は、仕事の愚痴や弱みを私に言うタイプではありません。
しかし部署を異動してすぐのころ
「疲れた」
「会社行きたくない」
という言葉を口にするようになった時期がありました。
私は「大変だね」と声掛けこそしていましたが、あとから考えた時、弱音を吐いているときの夫の顔を思い出せなかったんです。
話しを聞いているつもりで、別のことをしながら片手間で聴いていたのかもしれません。
子どもの話はきちんと目を見て聞こうと心掛けているのに、同じ家族である夫にはできていなかったのです。
明るい笑顔で相手の目を見て話そうと決意
「夫の表情を思い出せない」ことに気づいてから、相手の目を見て話すことを意識するようにしました。
もしあの時、夫の顔を見て話を聞いていたら…夫が辛いと口にするを前に疲れていることに気がついたかもしれません。
相手に言われなくても、「最近疲れているね」と声掛けができたかもしれません。
夫婦だからこそ一緒にいることが当たり前になって、片手間でしか話を聞けなくなっていたのだと思います。
- 一瞬でも手を止めてきちんと聞く
- 忙しい時は後でゆっくり話そうと伝える
今は小さなことから気をつけるようにしています。
明るい笑顔も心がけるようにしています。
あ、できないことも多々あります。
夫婦がうまくいくために1番大切なことはお互い思いやりをもつこと
夫婦生活がうまくいくためには、相手を思いやることが一番大切です。
自分の大変さばかりを押しつけてしまうと、お互いにストレスが溜まってしまいます。
たとえば、女性は出産を機に仕事や生き方が変わる人が多く、人生の岐路に立たされることが多いですよね。
「なんで女性ばかり悩まなきゃいけないんだ」と思いがちですが、男性は別のプレッシャーを感じながら生きています。
家族を養わなくては、とか……。
視点を変えてみると、ちがった大変さ大変さが見えてくるはずです。
お互いの考えがあるからこそ、相手を思いやる大切さを痛感しています。
夫婦がうまくいく方法は言葉や態度で思いやりを伝え合うこと
今回は、夫婦円満のコツをお伝えしました。
夫婦は何年たっても他人です。
私も
- 思いやりの気持ちを持って話し合う
- 感謝を伝える
- 目を見て話を聞く
これらを繰り返して、夫婦関係を大切に育んでいくつもりです。